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君に吹く風
見慣れたはずの君が新鮮に映るのは 眩しい朝日を浴びたせいかな?
頬を撫でそっと吹く風 君の香りを連れてきた
光に満ちた世界は輝いてた
今日も仕事に追われて疲れていないかな?
僕の知らない所で痛みを抱えていないかな?
僕はただ一人行き場を無くし宙を舞う風 君を想いながら漂う風
いつか未来に怯えて君が立ち止まらぬように
君の背中を優しく押せる風になりたい
分かってるつもりでいた越えられない時間も距離も
受け入れるしかないはずなのに
逆行するこの想いが向かい風に目を細め 気付けば君へと向かっている
誰かの誘いに自分を無くしていないかな?
心から見せる無邪気な笑顔を忘れていないかな?
君は硬いコンクリートの隙間から咲いた花 強く美しくだけど儚い花
いつかこの風が君の元に届くのなら
心散らないように優しく包む風になりたい
遠く離れて暮らしてる今の君と僕の 遥かな距離を行く空を超えて
少しでも近くに君の事感じたくて 風を浴びながら目を閉じてる
遥かな想い乗せ 瞼に浮かんでる 夢の惑星で宝物探そう
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